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アーティストと音楽。

2010.4.19
東京FMミュージックバードの番組、高野雲さんの「快楽ジャズ通信」に、ゲスト出演させて頂いてきました。こちらの番組に呼んで頂いたのは2度目になりました。

良いものはいい、ジャンルにはこだわらなくて色々聴かれるという、高野 雲さんと、"ジャズ"を絶対的に愛していらっしゃるという、 ジャズLIVEハウスのオーナーでもあるtommyさんとの3人での会話。

ジャズっぽいとかジャズっぽくな いとか、何をジャズと指すのかとか、よく話題にもなるこのテーマ。

ですが私自身は、以前からも色んなところでお話してきているのですが、自分が今やっている音楽に関しては、私自身の自己表現である大事なもの、という認識なので、ジャンルには全くこだわっていません。
なので、ジャズに分類されようが、別の何かに分類されようが、そこは全く、重要ではないのです。

そして私のライブに足を運んでくださるお客様は、”ジャズ”というものを聴きにというよりも、”私の音”を聴きに来てくださる方が多いと感じているので、それはすごく、嬉しく、幸せなことだと思っています。

クラシックに触れてきたけれど、ジャズに興味を持ったそのきっかけは、アーティストからの強いパッション、聴き手にダイレクトに伝わる、魂を揺さぶる音に出会えたことかなと思います。
今回の番組はミッシェルカミロの特集でもあったのですが、私が彼に惹かれた部分は、他の追随を許さないかのような内から放たれる強さ、パフォーマンス色も豊かな華やかなテクニック、そして相反するかのような美しく繊細な音色。
ライブを聴いて涙したことが何度もありました。
ミッシェルペトルチアーニが大好きになったのも、強く魂を揺さぶられる何かを感じたからです。

いい音とそうでない音があるとすればそれは、心に届く音かどうかだと私はずっと思っています。

そういう音に出会えた時は、とても幸せ。

以前、ミッシェルカミロのインタビュー記事を読んだ中でとても心に響き、深く共感している話があります。
ミュージシャンとアーティストは違う。ミュージシャンは曲を弾く人で、アーティストは感情や表現を奏でる人、と。
魂を揺さぶられる色々な音に出会えてジャズが好きになった私は、そこには絶対的に深い共感の思いがあります。
音を奏でることは特別な大事なことで、仕事の”手段”ではない、と思ってきたので。

人生が反映されている音って、素敵だと思います。
そのための表現を可能にするために、勉強し続ける。
そうやって生きていけたら素敵だな。

やっぱりテーマは、La Vie。